制限ルールが適用されるのは、スキルではなく「運」や「再現性のないパターン」に依存した、リスクの高い・持続不可能な取引行動が確認された場合です。
こうしたルールは、構造的で長期的な取引スタイルへと導くことを目的としています。
Fintokeiでは、大多数のケースに共通して適用される制限ルールの基本セットを用意しています。※詳細は該当のよくあるご質問をご参照ください。
ただし、一部のケースでは、個々の取引行動に応じて、現在の口座または将来の新規作成口座に対して、追加で以下のような制限を組み合わせて適用することがあります。
以下がその一例です:
⚖️ 制限ルールによって求められる可能性のある事項
制限ルールが適用された場合、以下のような対応・制限が、口座およびその後にステップアップまたは、スケールアップされるすべての口座に対して適用される可能性があります:
各トレード・各口座・1日あたりの最大リスクを制限し、ストップロスの設定を義務付ける
1日の利益上限を設定する (*1)
1日の損失上限を設定する (*1)
レバレッジを引き下げる
1日の最大ロット数を制限する
指標発表時の取引を制限する
報酬申請いただくための条件として「40%ルール」を適用する (*2)
報酬申請いただくための条件として「純利益に関する規定」を適用する (*3)
プロ口座に対して、FPP規約に基づいた「ダイナミックな報酬システム」を適用する
これらの制限は、お客様の取引実績や行動に応じて個別に組み合わされ、評価ステップ中および、その後のすべての関連口座(ステップアップ口座、スケールアップ口座)に適用されます。
💡制限内容の補足説明:
(*1) 1日の利益/損失上限について:
この制限は「軽微な失格」として機能します。
もし1日の利益または損失の上限に達した場合、すべてのオープン中のポジションが強制決済され、口座はUTC時間0時(日本時間午前9時)まで読み取り専用設定となります。
UTC時間0時を過ぎると、自動的に取引が再開されます。
上限到達時と取引再開時には、それぞれ自動でメール通知が送信されます。
1日の利益/損失上限は、初期残高に対して±1%として計算されます。
発動ラインの具体的な算出方法は:
前日のUTC時間0時時点の有効証拠金 ± 利益/損失上限額
取引口座における正確な計算式は以下の通りです:
1日の利益上限に基づく制限ルールの発動基準(有効証拠金レベル)= 前日のUTC時間0時時点の有効証拠金 + 1日の利益上限額
1日の損失上限に基づく制限ルールの発動基準(有効証拠金レベル)= 前日のUTC時間0時時点の有効証拠金 - 1日の損失上限額
この制限が有効な場合、MyFintokeiのダッシュボード上で、1日の利益・損失上限額および制限ルールの発動基準(有効証拠金額)が確認可能です(※データは毎日更新されます)。
(*2) 40%ルール(報酬支払い申請における制限ルール)について:
報酬支払い申請いただくには、その申請期間内の合計利益のうち、1営業日から得た利益が40%未満である必要があります。チャレンジプランのプロ口座 または、速攻プロプラン口座において、1日の利益が総利益の40%以上になる場合、報酬支払い申請いただくことはできません。
口座は失格にはなりませんが、条件を満たすまで取引を続ける必要があります。
では、1日で総利益の40%以上を出してしまった場合、何をすべきか?
例)
チャレンジプランのプロ口座で、クローズ済み取引により総利益が $10,000 だったとします。そのうち、1営業日で $4,500 の利益を得た場合、これは40%を超えているため、報酬支払い申請いただくことはできません。
この場合、取引を継続し、他の日にも利益を積み上げる必要があります。
たとえば、さらに $2,000 の利益を加え、総利益が $12,000 となった場合、$4,500 は総利益の 37.5% となり、この条件を満たすため、報酬支払い申請が可能となります。
この制限ルール(40%ルール)は、報酬支払い申請が承認されるごとにリセットされ、その後の新たな取引利益を基準に再計算されます。
(*3) 純利益に関する規定(報酬支払い申請における制限ルール)について
チャレンジプランのプロ口座、入門プランのプロ口座、速攻プロプランの複数口座を保有しているトレーダーが報酬支払い申請いただくには、すべてのアクティブな口座が初期残高以上もしくは、利益状態であることが必要です。
※条件達成の判断基準は、報酬支払い申請日の最後のUTC時間0時時点の有効証拠金額を基準とします。このルールは、一部の口座だけが好調でも、他の口座が大きく損失を抱えている場合には報酬が支払われないようにすることで、総合的に利益を上げているトレーダーに報酬が支払われるように設計されています。
こちらの規定は、一貫性を保ちつつ、基本的な機能を損なうことなく、公正かつ透明性のある取引環境を確保するためのものです。もし一部の口座が損失状態にある場合は、報酬支払い申請をいただくには、それらの口座を利益圏まで戻す必要があります。
🙇♂️ 異議申し立てや制限解除は可能か?
もちろん可能です。Fintokeiは厳格ではありますが、公平です。
そして、すべてのトレーダーに前進の道を用意したいと考えています。
制限ルールの適用については、3〜6ヶ月間の安定した取引実績をもとに、個別に再評価を行い、状況に応じて解除される可能性があります。
📌 最後に
これらの制限は、お客様の成功を妨げるためのものではありません。その成功が「長く続く」ものとなるようにするためにあります。
お客様の取引に構造・バランス・成長の軌跡が見られる場合、制限ルールはすぐに解除されるか、そもそも適用されることすらありません。
Fintokeiは、「本物の成長」を支援します。
そして、「本物の成長」とは「一貫性」から生まれるものです🌱