ダイナミックな報酬システム(Dynamic Performance Reward、DPR)は、一貫性のあるトレーダーに対してより高い利益配分を提供するために設計された新しいシステムです。こちらの新システムは、2024年12月19日以降に購入された入門プランにおけるプロ口座へ導入されます。
知っておくべきポイント
お客様の報酬%は、取引内容に応じて50%から100%の範囲で決定されます。
こちらのシステムは、取引における複数の要素を自動的に評価します。
評価基準には以下が含まれます:
トレード日数
口座におけるレバレッジ管理
これまでの報酬獲得回数
口座上の取引損益から測定される取引の一貫性
評価基準についての詳細はこちらでご確認いただけます。
DPRの仕組み
DPRは、対象となる各口座ごとに個別に計算されます。
各報酬受取後、次の支払い申請に向けてDPRは再計算されます。
こちらの新システムにより、お客様側の報酬%を向上させるチャンスが常に与えられます。
現在の報酬%とその結果の元となる各要素の数値は、MyFintokeiのダッシュボードにてご確認いただけます。
DPRが有効な場合
DPRが口座上で有効な場合、支払い申請をいただく際は、それまでに獲得された利益の全額を申請いただく必要があります。
こちらのシステムの目的は、一貫性のある計画的な取引を促進し、そのような特徴を示すトレーダーに対してより高い報酬を提供することです。
以下へダイナミックパフォーマンス報酬(DPR)の仕組みを3つの例を用いて解説させていただきます。
例1
取引日数がDPRに与える影響
2人のお客様がいると仮定します。どちらも「入門プラン」の口座(資金10,000 USD、DPR付き)を利用されており、お客様Aは27日間積極的に取引を行い、お客様Bは4日間のみ取引しています。
ここで、両者がこれまで一度も報酬を申請しておらず、レバレッジ管理(最低証拠金維持率200倍で計算した74%)と日次損益一貫性(78%)が同じであると仮定します。この条件下では、取引日数の違いによってDPRが異なる結果となります。お客様Aはお客様Bよりも23日多く取引しているため、DPRはお客様Aが81%、お客様Bが74%となります。
例2
レバレッジ管理と日次損益一貫性がDPRに与える影響
2人のお客様がいると仮定します。両者とも「入門プラン」の口座(資金10,000 USD、DPR付き)で取引を行っていますが、取引スタイルに違いがあります。お客様Aはロット数の大きい注文を繰り返し行う一方で、お客様Bは少ないロット数の取引を徹底し、常に1~2件の取引のみを保持しています。
この違いにより、レバレッジ管理スコアはお客様Aが11%、お客様Bが95%とします。また、両者とも20日間取引を継続しており、いずれもまだ報酬を受け取っていません。しかし、お客様Aの大きな取引量によって日次損益の変動幅が大きくなり、日次損益一貫性は60%にとどまります。一方、お客様Bは安定した取引スタイルを維持しており、一貫性スコアが89%と高くなります。
このような取引スタイルの違いにより、DPRはお客様Aが58%と低い結果になりますが、お客様Bはより保守的で安定した取引戦略のおかげで94%のDPRを達成します。
例3
報酬受領回数がDPRに与える影響
2人のお客様がいると仮定し、両者とも「入門プラン」の口座(資金10,000 USD、DPR付き)を取引をしており、EUR/USDの取引だけを行い、1日あたり3つ(各1ロット)の注文を行っています。この条件下で、取引利益は両者とも同じです。しかし、お客様Aはこれまでに3回の報酬支払いを受け取っており、お客様Bは一度も報酬を受け取っていません。 現在の支払いサイクルにおける取引日数は両者とも30日、レバレッジ管理スコアは74%、日次損益一貫性スコアは78%で同じとします。この条件下でも、過去に報酬を受け取った回数によりDPRは異なります。お客様Aは過去の3回の報酬受領を反映してDPRが82%お客様Bは81%と算出されます。