勝ち続けるために必要なのは、大きな利益を当てることより、今ある残高・有効証拠金を「減らしすぎないこと」です。この記事では口座の数字の読み方、ロット数の決め方、有効証拠金と損失上限の管理、そして履歴での振り返りまでを順に進めます。
この記事の内容
口座状況を確認する
ロット数の決め方
有効証拠金と損失上限の管理
取引履歴とレポートで振り返る
1. 口座状況を確認する
1. 口座状況を確認する
口座の状態は、下部パネルに並ぶ5つの数字で読み取れます。ここが読めれば「あと何ロット持てるか」「どこで強制決済されるか」が自分で判断できます。
STEP 1:口座情報を表示する
上部バーの「表示」より「ツールボックス」(MT4:ターミナル)を選び、「取引」タブを開きます。保有ポジションの下に、残高から始まる集計行が表示されます。
STEP 2:5つの数字の意味を押さえる
順番に読むと意味がつながります。残高に評価損益を足したものが有効証拠金、そこから必要証拠金を引いたものが余剰証拠金です。
残高:決済が終わった取引だけを反映した金額。保有中の損益は含みません。
有効証拠金:残高+保有ポジションの評価損益。いま口座を全決済したら残る金額で、実質的な資産額です。
必要証拠金:いま保有しているポジションを維持するために拘束されている金額。
余剰証拠金:有効証拠金−必要証拠金。新しいポジションを持つために使える余力です。
証拠金維持率:有効証拠金÷必要証拠金×100(%)。口座の余裕を示す体温計です。
STEP 3:評価損益の内訳を見る
「取引」タブの各行には、通貨ペア・売買・ロット数・約定価格・決済逆指値(S/L)・決済指値(T/P)・スワップ・損益が並びます。損益の合計が有効証拠金に直結します。行を右クリックすると列の表示も切り替えられます。
MT4/MT5の違い:MT4は「ターミナル」の取引タブ、MT5は「ツールボックス」の取引タブ。名称が違うだけで並ぶ数字は同じです。MT5は待機注文が別セクションに分かれて表示されます。またMT5では保有中の取引の手数料は表示されず、決済が完了した後に「口座履歴」タブに表示されます。
2. ロット数の決め方
2. ロット数の決め方
ロットは「気分」で決めるものではありません。1回の取引で失ってよい金額を先に決め、そこから逆算します。順番を守るだけで生き残る確率が変わります。
STEP 1:許容リスクを先に決める
Fintokeiでは、1回のお取引におけるリスクの目安として、有効証拠金の0.5〜1%程度をおすすめしております。初期資金額100万円なら5,000円〜1万円。この上限を超える取引はロットを下げるか、見送ります。
STEP 2:損切り幅(pips)を決める
チャートを見て「ここまで来たら想定が崩れる」価格を決め、エントリー価格との差をpipsで数えます。損切り幅が決まらない取引は、ロットも決まりません。
十字カーソルで測る
Ctrl+F、またはマウスホイール(中ボタン)を押して十字カーソルを表示します。
エントリー予定価格をクリックします。
左ボタンを押したまま、損切り予定価格までドラッグします。
カーソル横に「ローソク足の本数/ポイント数/価格」が表示されます。ポイント数を確認してください。
表示されるのはポイントです。クロス円は10ポイント=1pips(例:200ポイント=20pips)。ドルストレートも同様に、表示値を10で割るとpipsになります。
STEP 3:ロット数を計算する
クロス円の1ロット(10万通貨)は1pips=約1,000円。許容リスク÷(損切りpips×1,000円)でロット数が出ます。
ロット数 = 許容リスク額 ÷(損切りpips × 1pipsあたりの金額)
例:資金100万円/許容リスク1%=1万円/損切り20pips
10,000 ÷(20 × 1,000)= 0.5 ロット
損切り幅が40pipsに広がるなら、ロットは0.25に下げます。
STEP 4:必要証拠金を発注前に確かめる
気配値表示で銘柄を右クリック →「仕様」(MT5:銘柄の仕様)でレバレッジと1ロットの契約サイズを確認できます。発注後は余剰証拠金が十分残っているかを必ず見ます。
注意:1pipsの金額は通貨ペアと決済通貨で変わります。ドルストレート(EURUSDなど)の1ロット1pipsは10ドル。円換算はその時のドル円レート次第なので、慣れるまではクロス円で練習するのが安全です。
3. 有効証拠金と損失上限の管理
3. 有効証拠金と損失上限の管理
Fintokeiのチャレンジで失格になるかを分けるのは、証拠金維持率ではなく有効証拠金(Equity)です。含み損を含んだ有効証拠金が損失上限のラインを割った瞬間に、口座は失格します。ロスカットになるはるか前に判定は終わる、と考えてください。
STEP 1:有効証拠金を常に見る習慣をつける
判定に使われるのは残高ではありません。「取引」タブの集計行にある有効証拠金(残高+評価損益)を見てください。残高が無傷でも、含み損を抱えた瞬間に有効証拠金は下がり、その値でルール違反が判定されます。
STEP 2:2つの損失上限ラインを金額で把握する
Fintokeiには「1日の損失率失格ライン」と「全体の損失率失格ライン」の2つがあります。パーセントのままだと取引中に判断できないので、取引前に金額としての下限ラインを計算しておきます。
1日の損失率失格ライン:UTC0時(日本時間午前9時)時点の有効証拠金を基準に、その日の失格ラインが毎日再計算されます。失格判定は、含み損・含み益・手数料・スワップ等を含む「有効証拠金」が、失格ラインを少しでも下回らないかで判定されるため、未決済のポジションを持ち越して日付が変わる場合は特に注意。
全体の損失率失格ライン:口座開始時の初期資金を基準にした、期間全体の絶対ライン。ここを割った時点でチャレンジは終了するため、決して近づかない設計にします。
証拠金維持率:ロスカットを避けるためには大切ですが、失格判定より先に損失上限に当たるのが通常です。維持率に余裕があっても失格する、と覚えておいてください。
1日の損失率失格ライン = UTC時間0時の有効証拠金 ×(1 − 損失上限%)
例:基準資金100万円/1日の損失率5%の場合
1,000,000 × 0.95 = 950,000 円
有効証拠金が950,000円に触れたところがアウト。実際には余裕を残した自分の停止ライン(例:970,000円)を上に置き、そこでその日の取引をやめます。
STEP 3:失格しないための3つのルール
対策は3つです。失格の大半は「戻るのを待った」結果で起きます。
発注と同時に決済逆指値(S/L)を入れる
1日の損失率の1/3までをその日の上限とする
含み損を抱えたポジションを日付を越して持たない
注意:損失上限の%、基準となる金額、リセットのタイミングはチャレンジの種類によって異なります。必ずFintokeiのルールページとダッシュボードの表示を確認してください。また指標発表時や週明けの窓開けでは、スプレッドが広がることにより、設定した損切り価格どおりに約定しないことがあります。
4. 取引履歴とレポートで振り返る
4. 取引履歴とレポートで振り返る
記録を見返さない限り、同じ失敗は繰り返されます。MT4/MT5は履歴とレポートを出力できるので、週に一度は振り返りの時間をとるのをお勧めします。
STEP 1:口座履歴を開く
ツールボックス(MT4:ターミナル)の「口座履歴」タブを開きます。右クリックで「すべての履歴」「期間指定」を選べるので、まずは直近1か月に絞ります。
STEP 2:レポートを保存する
履歴の上で右クリック →「レポート」(MT4:「一括保存」/MT5:「レポート」)でHTMLやXLSXとして出力できます。勝率、平均利益、平均損失、最大ドローダウンがまとまって表示されます。
STEP 3:見るべき3つの数字に絞る
勝率だけでは判断できません。平均利益÷平均損失(リスクリワード)、最大ドローダウン、取引回数の3つを並べて見ると、改善すべき点が具体的になります。
勝率が低い → 損切りが早すぎないか、エントリー条件が緩くないか。
リスクリワードが1未満 → 利益確定が早すぎる。損切り幅より広い利確目標を設定する。
ドローダウンが大きい → ロットが過大。「2. ロット数の決め方」の計算に戻ります。
HINT:口座履歴の損益列を合計すると、期間損益がその場でわかります。列ヘッダをクリックすれば銘柄順・損益順に並べ替えられ、「どの通貨ペアで負けているか」がすぐ見えます。
*失格後にこちらのレポートは抽出できません。(FAQ)
許容リスク→損切り幅→ロット数の順番が身につけば、取引の再現性は大きく上がります。まずは無料トライアル口座で、この順番どおりに10回発注してみてください。
※Fintokeiでのお取引は、すべてデモ口座・仮想資金による取引を提供しており、実際の資金を用いた取引ではありません。また過去の結果は、将来の成果を保証するものではありません。本ガイドは操作方法の解説を目的としたものであり、投資助言や投資勧誘を行うものではありません。また画面の名称やメニュー構成は、ご利用のプラットフォームのバージョンにより異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。











